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27 Nov 2018

ハードウェアハッカーを読む

読み終わった。こういっちゃなんだけど、内容の半分くらいは理解できなかった。 もはや前半はコンピュータサイエンスというよりかは、物理的な話や量産を行う、深センの工場の話だったりであり、 様々な専門用語が飛び交うのだが、正直一つ一つを調べて読んでく丁寧なことをしなかった。そこら編の話は、とにかく大変さが伝わってきた。

途中でパテントの話を挟んで、最後の方は SD カードのハッキングとか、 ようやくギリギリ理解できるコンピュータサイエンス的な話 (インタラクティブな逆アセンブラを作る話) とか、 果ては大腸菌の DNA 解析、薬剤耐性みたいな話をしており、この本、というか著者は一体何者なんだ…という気持ちになる。

SD カードについている intel のマイコンにファームウェアを流し込む形で任意のコードを実行させる話は本当に面白い。

ハッキング対象がハードウェアである以上、物理的にいろいろ引っ剥がしたり、外装を溶かしたり、顕微鏡を使ったりして 本当にハッキングしていく様子は読んでてわくわくした。

ところで、最近友人から、なぜか激安の使いづらいルータを貰う機会があったので、やる気が出たらこれで遊びたい。